かわいい金魚の泳ぐ姿は見ているだけで、癒されます。
でも、いつもと違う動きを見て「ん?」と思ったことはありませんか?
そんな行動に意味があるかもしれない、何かのサインかもしれません。
もしサインだとしたら、どんな意味があるのでしょう?
金魚の行動
金魚の水面での口パク
- 金魚はエラ呼吸で水の中にある酸素を取り入れています。
その酸素が満たされていると問題はないのですが、何らかの理由で水中の酸素が不足すると、水面に上がってきて口をパクパクしています。
- 水槽の水が汚れてくると、というか水質が悪くなっていると口パクを頻繁にするようになります。
なにが水質を悪くしているのかというと、排泄物のアンモニアなどです。
これらを分解してくれるバクテリアが不足しているために、水質が悪化してしまいます。
つまり、金魚は苦しくて口パクしているわけです。
- エラの病気になると、呼吸がうまくできなくなります。
金魚がエラ病になってしまうと、細菌が他の病気まで引き起こす可能性が高いので要注意です。
- 飼い主を見つけてエサを欲しいと水面で口パクします。
かわいいですね。
でも、その口パクが癖になってしまい誰もいなくても口パクしてしまうことがあります。
通称「エア食い」といって、お腹に空気がたまる原因となり「転覆病」を引き起こす場合があるので、気を付けてください。
急に泳ぎ回る
- びっくりしたときに起こります。
静かな環境を好むので、大きい音や光、水槽をトントンと叩いた音などに反応します。
他の金魚をつつき始める
- オスとメスを同じ水槽で飼育している場合に起こります。
オスがメスを追いかけ回し、つつくようになります。
- 水槽の容量に合わない過密状態で飼育すると縄張り争いやいじめのきっかけとなります。
体をこすり始める
- 体に寄生虫がついてしまい、かゆがっている場合があります。
体に異常はないですか?
- メスが産卵のために水草にこすりつけます。よく観察してください。
まとめ
金魚をただ眺めているだけではなく、行動にも注意をはらいましょう。
金魚の行動を見逃さないで、早い対応への足掛かりにしてください。