金魚が消化不良を起こすのには、それなりに原因があります。
考えられる要素としてですが、水温の変動が大きかったり必要以上に水を換えたり、また逆に水を換えた時の中和不足などが原因となります。
また水合わせが不十分だったり、水温が合わなくてショックを受けてしまったりも原因として考えられます。
消化不良の症状は?
消化不良の症状は、病的な症状がみられないのに水槽の底でじっとしていたり、エサを食べるけどフンがでなかったり、食べる量が減ってしまったときなどに、消化不良を起こしている可能性があります。
またフンを出したとき細く白や透明なフンだったりエサによっては真っ黒なフンになっていることがありその他には、お腹が張っているように見えたりもします。
フンを出した後切れずに長いままぶら下げていることもあるので、観察がとても重要となってきます。
消化不良が原因で転覆病になる?
金魚のお腹はベルトコンベヤーのようになっており、流れ作業の感じで栄養を分解しエサを処理していきます。
しかし一度でもこの流れが止まってしまうと消化不良となってしまい、体の中でガスが溜まってしまいます。
消化不良が初期の場合は、まだガスが少ないので空気糞という形で排出するので問題はありません。
中期になると、ガスとフンがどんどん溜まってしまい浮き袋でバランスを取っていることができなくなり、左右にフラフラしてしまいお尻のところが浮き始めてしまいます。
泳ぎ疲れてしまいバランスをとることが面倒になってしまった金魚は、反転したままになることがあります。
ただ金魚は適正能力が高いので反転したままでもなんとか普通に生活をしていきます。
これが末期になってしまうとバランスを保つことができなくなり、反転してしまい金魚の意思だけでは正しい姿勢に戻ることができなくなります。
ここまでなってしまうと戻ろうとする体力も低下してしまうため諦めた状態になり、感染症や病気になってしまい重傷化すると亡くなってしまいます。
まとめ
今回は、金魚の消化不良と症状についてまとめました。
たかが消化不良されど消化不良!見逃すと最悪の事態になるということです。
消化不良になってしまった金魚は、言葉が話せない分飼い主さんに訴えることができないのでいつも気を付けてみてあげなければなりません。
おなかが張って辛いのは、人間でも同じですので消化不良にならないよう注意をしてあげましょう。