水の中を泳ぐ金魚を見ていると癒されますよね。
中でも古くからなじみのある琉金には、和の可愛らしい雰囲気があります。
しかし、琉金を水槽で飼育する場合に水槽に入れる水は、どうすればいいのでしょうか。
この記事では、琉金を飼育する水槽の立ち上げについてまとめています。
琉金の水槽、立ち上げ前に必要なものは?
立ち上げの前に、まずは琉金の飼育に必要なものを準備します。
- 水槽
琉金の飼育には、60㎝規格のものがおすすめです。
小さな水槽での飼育は難しく、大きな水槽の方が金魚は病気になりにくいですが、あまり大きくても水換えなど後のメンテナンスが大変になります。
横幅の無い金魚鉢を飼育水槽にするのは、避けましょう。
- フィルター
上部式がおすすめですが、まずは手頃な外掛け式か、投げ込み式が初心者の方には扱いやすくておすすめです。
- 砂利
砂利は無ければ掃除が簡単になるというメリットがありますが、砂利には濾過バクテリアが定着することで水槽内の水質を安定させたり浄化させる作用があります。
初心者さんにおすすめなのは、ポピュラーな大磯砂です。
- 塩素中和剤
カルキ抜き薬剤です。
無くてもカルキ抜きすることは可能です。
- 琉金の餌
水槽の立ち上げ方法
① 水槽に入れる水のカルキ抜きをしておく。
水道水には、消毒のために微量の塩素(カルキ)が入っているので、事前にカルキ抜きをしておく必要があります。
カルキ抜きには中和剤を使う方法もありますが、汲み置いた水道水を半日から一日ほど日当たりの良い場所に置いて空気にさらしておくことでも、金魚に支障が無い程度にはカルキ抜きをすることはできます。
また、家庭用浄水器でもカルキ抜きすることができます。
② 水槽を置く場所を決める。
●水槽を置く場所となる土台が、しっかりと安定しているところ。
●万が一、地震などで倒れても大丈夫なところ。水をかぶると危険なところは避けます。
●ドア付近など、人の出入りが多いところは避ける。
●直射日光が当たるところは避け、しかしある程度日の光が入る、日中は明るくなるところ。
●水温変化に影響を与えるような冷暖房機のそばは避ける。
③ 水槽にカルキ抜きした水を入れ、フィルターを作動させ、砂利を入れる。
以上のことが、琉金を水槽に入れる前の準備(水槽の立ち上げ)となります。
琉金を水槽に入れるのは③のフィルターを作動させてから2~3日後です。
まとめ
飼育のしやすい金魚と言われる琉金ですが、上手に飼育するには、それなりにしっかりと事前の準備が必要です。
用意するもの、設置場所、飼育水槽に入れる水の準備がポイントでしょうか。
日中、日の入る部屋に設置できない場合は、ライトを使用するという手もありますよ。