オーソドックスな金魚の体型には、フナ型の和金(わきん)タイプと丸っこい体型の琉金タイプがあります。

どちらも可愛らしい金魚ですが、元気に泳ぎまわる和金に比べると、琉金はおっとりしている感じです。

そんな琉金を飼育する際、水槽はどんなことに留意して選んだらいいのでしょうか。

この記事では、琉金を飼育する際の水槽選びについてまとめています。

琉金の飼育に、おすすめな水槽と大きさ

琉金 水槽 大きさ

≪おすすめは、60㎝規格水槽≫

  • 小さな個体を購入したとしても金魚は比較的成長が早く、大は小を兼ねる。
  • 狭い水槽では運動不足になる。
  • 飼育環境の維持とメンテナンス性のバランスが良い。

金魚は排泄物が多くて水を汚しやすいので水量が多い方が飼育環境を維持しやすくなりますが、水槽が大きくなればなるほどメンテナンス時には大きな労力がかかります。

≪60㎝規格水槽で飼える琉金の数≫

琉金の大きさは、だいたい18㎝になります。

このサイズの琉金を60㎝の水槽で終生飼育するなら理想は2~3匹です。

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水槽選びで留意する注意点

◎ 大きさ(最低でも45㎝規格水槽以上のもの)

◎ 金魚の体長の3倍以上の距離を直線で泳ぐことができる形の容器。

(同じ水量入る容器でも、横広のものならOK、縦に深く横幅がないものはNGです。横に長い直線がないと運動不足となり病気にかかりやすくなってしまうためです。)

◎ 不安定な形ではないこと。(水が入ると容器は相当重くなります)

◎ 丈夫で、しっかりした材質。ただし金属製のもの、素焼きの器などは不向きです。

(金属製は微量ながら金属が水に溶け出すため、素焼きは多孔質なので水が徐々の浸み出し、その時に熱も奪うので水温が下げられてしまいます。)

◎ 油などの入っていた容器は洗っても金魚の飼育容器には使えません。

琉金は、上見?横見?

金魚の種類によっては、上から見て楽しむ(上見)タイプと、横から見て楽しむ(横見)タイプがありますが、琉金やフナ型金魚などは横見タイプです。

上見タイプはランチュウや頂点眼がそうですが、これは一般論なので、どちらを楽しむかは個人の自由です。

まとめ

金魚を飼育する場合は1匹のみよりも2匹以上が望ましいです。

琉金を飼育する場合、小さい時は別として成長すると45㎝水槽では、1匹、60㎝水槽では、2~3匹が適正飼育数になります。

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