ピンポンパールはピンポン玉のように丸い体をしているのが特徴的で、中国原産の珍珠鱗(チンシュリン)を改良して作られました。
ピンポンパールの繁殖は容易ではありませんが、今回はピンポンパールの卵について調べました。
ピンポンパールの卵の色は?
ピンポンパールの産卵時期は暖かくなる4月~5月頃です。
卵には透明な色をしている有精卵と、白色をしている無精卵があります。
産卵直後は卵を見分ける事が難しいですが、時間がたつと、無精卵は白くなります。
また水槽内の水が白く濁っていると有精卵の可能性があります。
無精卵をそのまま放置しているとカビが生える可能性があるため、除去するようにしましょう。
有精卵は20度前後の水温で、5日~7日ほどで孵化します。
2日目ほどになると卵の中に黒い点のような、稚魚の目が見られることもあります。
また水温が高ければ高いほど、早く孵化します。
ピンポンパールの卵の数は?
ピンポンパールは一回の産卵で数百個~多い品種だと一万個の卵を1週間おきに数回産卵します。
ピンポンパールの卵は水草などに付着するので、産卵するタイミングでは、柔らかい水草やホテイアオイなどの水草を浮かべましょう。
ピンポンパールのオスとメスの見分け方
繁殖期のオスの胸ヒレ付近に白い点々のような模様がみられた場合は、オスの可能性が高いです。
この模様を「追星」と言います。
また繁殖期になると一匹がもう一匹を追い掛け回すようになります。
追い掛け回しているほうがオスで、追われているほうはメスになります。
まとめ
ピンポンパールの卵の色は有精卵か無精卵かを見分ける重要なポイントとなります。
白色をしている場合は無精卵の可能性があります。
放置するとカビが生え、有精卵にまで影響してしまうため、なるべく早く取り除くようにしましょう。