ピンポンパールは丸くて可愛い金魚ですが、ポップアイという病気にかかっててしまうことがあります。
ポップアイとは、ピンポンパールの目が飛び出してしまうことです。
今回は、そんな怖い病気「ポップアイ」について調査しました。
ピンポンパールの目の病気「ポップアイ」の症状
ピンポンパールはストレスに弱く、水質や水温が悪化すると病気になりやすくなります。
その中の病気の一つにポップアイと呼ばれる病気があり、目が飛び出したようになったり、腫れている、または目が白く濁ったり、充血しているように見えます。
また症状が進行すると眼圧が上がり、目の組織が機能しなくなる事があります。
ポップアイの原因
ポップアイになる原因には下記のような事が考えられます。
エロモナス菌
ピンポンパールはエロモナス菌によりポップアイになり事があります。
エロモナス菌とは常在菌で、水槽内やピンポンパールの体内にも存在しています。
水質が悪化し衰弱するとエロモナス菌が増殖し、ポップアイを発症します。
エロモナス菌が増殖しピンポンパールの初期症状がみられ場合は、「アグテン」か「グリーンFゴールド顆粒」で薬浴するか、塩水浴を行います。
また眼圧を下げるため、水深の深い環境が最適です。
アノキシア(低酸素症)
水中の酸素が足りないと、眼が腫れて、充血しているような症状が出てきます。
これはアノキシア(低酸素症)と言われます。
酸素が足りない場合、ピンポンパールは水面近くで口をパクパクさせます。
酸素が足りなくなる原因としては
- 急激な水温の上昇
- エアレーション不足
- ポンプ水流や水面流動の不足
などが挙げられます。
また水質が悪化した場合も、二酸化炭素が増え酸素が足りなくなります。
対策としては塩水浴を行い体力を回復させます。
また水中内の酸素を補充するために、エアレーションや水流が不足していないか確認し、pHを7.0にします。
まとめ
ポップアイを発症した場合は病気が進行していき、目が壊疽してしまう可能性があります。
水質の悪化や水温の悪化でポップアイの体力が落ちないようにするために、しっかりと水槽内の掃除を行い、食べ残しなどを残さないようにしましょう。
また酸素が足りているかも定期的に確認しましょう。