金魚の中では比較的元気で丈夫だといわれている朱文金。
フナの血統を引くため大きく丈夫に育つといわれているんです。
そんな、丈夫な朱文金ですがどのくらいの寿命があるのでしょう?
そこで、今回は金魚朱文金の寿命ってどれくらい!?というテーマについて調べてみました。
朱文金が丈夫な理由
朱文金は金魚の中でも元気で丈夫な種類だといわれていて、体長も大きな個体で30cm以上のものもいるといわれているんです。
そんな、朱文金がどうしてそんなに丈夫で大きく育つのかというと、それは朱文金の血統によるものだと考えられているようです。
朱文金は、コイ科コイ亜科フナ属の改良種の金魚なんです。
明治時代キャリコの出目金と緋ブナ、フナ尾の和金がもとになって作られた品種改良型の金魚だといわれています。
通常品種改良型をされた魚は体があまり丈夫ではないといわれますが、朱文金はフナの遺伝子が強く出ていることから丈夫で元気な金魚だといわれているようです。
朱文金は飼育しやすい?
朱文金は体質的にも丈夫で、フナの遺伝が強いことから飼育がしやすい金魚だといわれています。
水温は20℃から30℃くらいで夏の暑さにも十分対応するようです。
水質はしっかりとカルキ抜きを行った水で飼育するようにすることなど、あまり神経質にならなくても大丈夫のようです。
朱文金の飼育で気をつけたいのは混泳だといわれています。
体長が長い長手の体型の朱文金は丸いタイプの魚との混泳の相性が悪く、ランチュウや琉金などとの混泳は避けた方がよいといわれています。
それらの点を注意すればあとは、初心者でも飼育が簡単な金魚だといわれています。
朱文金の寿命は?
丈夫で体も大きな朱文金。
そんな朱文金だから寿命も長いのではないかと思いますよね。
朱文金は、個体によって違うようですがおよそ5年から7年くらいの寿命があるといわれています。
水質や水槽環境が良い場合は、10年から20年も寿命がある朱文金もいるといわれています。
ただ、朱文金でもさらに品種改良がされたブリストル朱文金やもみじブリストルなどの品種は、血が濃いことから普通の朱文金よりも体質的に弱く、寿命が短いといわれているんです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
朱文金の寿命はどのくらい!?についてご紹介しました。
朱文金は、フナの血統を強く引き継いでいるため元気で丈夫な個体が多いようで、5年以上寿命があるようですね。
もっと元気な朱文金だと10年以上も寿命があることもあるみたいですね。