金魚の浮く病気として考えられるのが転覆病です。

気温が低くなる時期にこの病気が起こりやすくなると言われており、命がすぐに失われるような重病ではなく、治療も意外と簡単で治ることが多いのも特徴的です。

転覆病の原因や治療法について

金魚 病気 浮く

転覆病は治療が簡単で、治ることの多い病気だと言われています。

転覆病になる原因や治療法について、調べてみました。

転覆病ってどんな病気?

転覆病は細菌性の病気ではなく、金魚の体質や体調が関係していると言われています。

体調不良になると、お腹にガスがたまることによって、そのままお腹が水面に浮いてくるのです。

気候が寒くなり、水温が下がると、消化不良になりやすくなると言われており、秋から冬にかけて特に注意が必要です。

転覆病には先天性と後天性があり、生まれつき金魚の体に問題があって転覆病になるケースと、後天性で病気になるケースがほとんどだと言われています。

先天性の方は、残念ながら助からないことが多いと言われているのですが、後天性の場合は、初期の場合に治療をすることによって、治る可能性は高いと言われています。

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転覆病の治療について

転覆病の治療は、バケツなどの容器に金魚を移し替えます。

0.5%の塩水を作り、塩水浴させます。

一週間ほど絶食させ、様子を見ます。

水温は25℃に設定しますが、一気に温度をあげるのではなく、徐々に気温を上げておくようにしましょう。

便秘が原因で転覆病になることもあるので、塩浴をすることによってたくさん糞が出て元気になると言われています。

塩水は3日に1度の割合で、半分だけ水替えを行います。

転覆病にならないための予防

温度をできるだけ統一しておく事。

急激な温度変化は転覆病の原因になってしまうので気を付けましょう。

寒いときには餌を与えすぎないことも大事です。

餌を与えすぎると、消化不良になり、便秘の原因になると言われています。

できるだけこの2つは守るようにしましょう。

それだけでも、転覆病の予防をしっかりと行うことが出来ると言われています。

まとめ

金魚の転覆病には、先天性のものと後天性のものがあることがわかりました。

病気になるリスクを少しでも減らすために、できる限りの予防をしてあげましょう。

日ごろからよく観察し、快適に過ごせるようにしてあげてください。

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