出目金等の金魚を飼っていると、よく耳にする病名の一つに白点病があります。
白点病とは、どのような病気なのでしょうか。
出目金がかかる白点病とは?
白点病とは金魚の風邪とも言われる、もっとも一般的な病気になります。
症状は、身体全体の表面に白いポツポツとした点が現れます。
白点病は進行が早く、気づいた時には身体全身に広がり、白い膜状のものが身体全体を覆うようになります。
ここまでになりますと、治療の甲斐がなくただ衰弱していくばかりの毎日となってしまいますので、注意しましょう。
どんな病気でもそうですが、白点病も初期で発見できれば進行を食い止めることができる病気です。
白点病の症状を発見した時は、まず水温をチェックしましょう。
水温が高くなっていた時は、要注意です。
必ず、適温の水温に戻してあげましょう。
それでも進行しているようであれば、薬による治療を行いましょう。
用いる薬は、色素剤の一種になるメチレンブルー、マラカイトグリーン等がおすすめです。
ちなみに、アグテン、ヒコサンZという商品名で販売されています。
薬は水槽内に直接投入するのではなく、別の容器に薬を入れ適正な濃度のものをつくります。
いきなり強い薬を投入すると、出目金が酸素不足に陥りますので、投入する際は少しずつ様子を見ながら投入していきましょう。
まとめ
出目金を白点病から守るには、水槽の水質を良い状態に保つことになります。
どの金魚でもそうですが、水質が悪いと白点病だけでなく様々な病気の発生を招く可能性が高くなります。
定期的な水換えを行い、健康な状態で暮らせる環境をつくってあげましょう。