金魚の薬は様々な種類のものが販売されています。
金魚の薬にはどのようなタイプがあるのでしょうか?
また、症状によるオススメの薬についてご紹介します。
目次
金魚の症状別オススメの薬は?
金魚への治療法は様々な方法があります。
例えば、リキッドタイプの薬を水槽の中に混ぜて薬浴させる方法や、餌に薬を混ぜて経口投与、金魚の体に直接薬を塗る方法があります。
金魚の体から直接ピンセットで寄生虫を取り除いたりすることもあります。
数多くある魚薬の中で、金魚特有の病気に合わせたオススメの薬と治療法をご紹介します。
水槽に体を擦りつけている
痒みがあるため水槽に体を擦りつけている場合は、白点病の疑いがあります。
寄生虫が体内に寄生する病気で魚体の表面は白い斑点ができます。
メチレンブルーやグリーンFリキッドで薬浴するのが一般的ですが、寄生虫は体の中に入り込んでいるため、魚体内で繁殖している寄生虫にはあまり効果はありません。
薬を餌に混ぜて乾燥し金魚に与えるか直接薬を塗ると直接働きかけられるので有効的です。
この症状にオススメの薬はフレッシュリーフ、グリーンFリキッド、ニューグリーンF、メチレンブルーです。
体が膨れ上がってまつぼっくりみたいになっている
魚体の表皮のツヤがなく、鱗が腫れ上がって松ぼっくりのように見える症状の場合は松かさ病の疑いがあります。
どこにでも存在しているエロモナス菌という細菌が体内に入り込んでいます。
健康的な金魚であれば感染することはありませんが、弱っている金魚は感染しやすいです。
オススメの薬はグリーンFゴールドやグリーンFリキッドです。
薬浴で様子を見て効果がなければ経口投与をすると良いです。
尾ひれがボロボロになっている
尾ひれが白くなりボロボロになってきていると尾ぐされ病です。
症状が悪化すると尾から出血します。
伝染病ですので発見したら他の金魚と隔離し水槽の水を一度捨て掃除してください。
フレッシュリーフ、グリーンFリキッド、ニューグリーンF、グリーンFゴールドで薬浴がオススメです。
金魚の表面に白いふわりとしたものが乗っかっている
何か白いものが表面に乗っかっていると感じる場合は水カビが付着しています。
水カビ病と呼ばれ、ストレスや金魚同士の喧嘩やどこかに引っかかって魚体に傷がついてしまった所に白カビが付着します。
放っておくと出血します。
傷口を塞ぐ治療をする必要があります。
傷を癒す薬のフレッシュリーフで薬浴がオススメです。
ピンセットでカビを取れそうだと思っても魚体にピンセットで傷つけてしまう恐れがあるため、直接取らないようにすることをオススメします。
まとめ
どの病気も全て水質悪化が原因の場合が殆どです。
何か症状が出始めた場合は、すでに病気が進行しており治療薬を使っても間に合わないこともあります。
餌を与えすぎないことや定期的な水の入れ替えを行うようにしましょう。