背ビレの無い金魚としてしられるらんちゅう。
金魚の中でも品評会などがあるほど愛好会の間では人気も高いですよね?
普段アクアショップなどで売られている個体は数千円から1万円くらいですが、品評会用にもなると数十万なんて高値も付いてしまいます。
そんならんちゅうですが、アクアショップなどで売られている個体でオスとメスの判別が出来ますか?
意外とオスメスの見分け方って知らないものですよね?
そこで、らんちゅうのオスとメスの見分け方について紹介したいと思います。
らんちゅうのオスメスの見分け方
らんちゅう(蘭鋳)は全国各地にある愛好会によって品評会など開催されており有名な金魚ですよね。
愛好会の会員は品評会で上位に選ばれる為に、凌ぎを削って育てています。
そんならんちゅうは観賞用・種用・品評会用と3ランクありますが、品評会用のらんちゅうは手が出せる金額では無いですよね?
自宅で観賞するなら観賞用のらんちゅうでも充分。
手頃ならんちゅうを探しているとセットで売ってる物が多いのですが、どれがオスでどれがメスなのか判断が難しいですよね?
どんな違いがあるのか?
《 らんちゅう(蘭鋳)とは? 》
らんちゅうの特徴としては背ビレが無い事や、他のヒレもあまり大きく広がらない事が特徴ですよね?
背ビレが無くずんぐり体型で頭にコブの様な肉瘤があるのが特徴の金魚です。
オスとメスの見分け方
らんちゅうのオスとメスの見分け方はいくつかあります。
中でも一般的な見分け方としては『肛門』を見ると言う方法があります。
捕まえて、ひっくり返せば簡単に見られますが泳いでいる金魚を捕まえてひっくり返す事は危険ですよね?
人間の体温で金魚が火傷の様な症状を起こしてしまうので、泳いでいる所を確認しなければなりません。
オスの肛門は比較的、細長い楕円系をしていますがメスは丸みを帯びた形になっています。
また、横から見てみるとメスの肛門は少し出ていますがオスは出ていません。
肛門以外の見分け方としては『追星』と言うものがあります。
追星とは繁殖期になると前の方にあるヒレに白い斑点が見えるものの事を指しますが、オスには追星があります。
しかし、白点病と間違われてしまう事がしばしば…。
また全体的にオスの体はスラっとした細身でメスはお腹まわりが膨らんできますので判断しやすくなります。
まとめ
らんちゅうのオスとメスの見分け方について紹介しましたがいかがでしたか?
今回のまとめとしては
◎ オスは肛門が楕円系でメスは丸みがある
◎ 繁殖期のオスには追星がある
◎ オスは細身でメスは丸みが出てくる
などで見分ける事が出来ます。
他にはオスのお腹は硬めだったりと見分ける方法はたくさんあります。
飼っているらんちゅうで1度、確認してみてはどうでしょう。