らんちゅうをこれから初めて買う、という人へ。
上手く飼ってあげられるかな、育てられるかな、と不安に思う気持ちが強いかもしれません。
ですが、大丈夫。
いくらベテランの人でも、必ず初めてはあったものです。
あなたもベテランの人たちと同じように一歩を踏み出そうとしている、そう思えば、なんだか勇気がわいてきませんか?
とはいえ、完全に不安を拭い去ることなんて不可能です。
それゆえ今回は、わずかでもその不安を減らす足しになるように、らんちゅう飼育初心者さんのために必要なものなどを紹介していきます。
また、一番肝心なのは買ってきて初めの工程です。
もし良ければ、参考にしていってください。
らんちゅうの飼い方って?初心者向けに初めの部分を紹介!
当然ながら真っ先に用意しなければならないものは水槽です。
水槽が無ければ何も始まりません。
水槽といってもいろいろあるし、他にもプラ舟とかで育てているのを見たことがあるけれど、という方。
確かに水槽以外で育てているという人も大勢います。
プラ舟、プランター、タライ、睡蓮鉢などなど様々あります。
ですが今回は初心者向けということなので、敢えて水槽を推します。
理由は、管理しやすいという点です。
水槽が一番中を把握しやすいですし、らんちゅう自体の観察も上から横からと容易にできるので、初心者向けといえます。
他は、フィルター、エアー、ヒーターなど。
一般の金魚と同じですね。
水槽を用意したところで、さあらんちゅうを水槽に入れるぞ、と意気込んでいる人がいるかもしれませんが、そこでストップです。
らんちゅうをそのまま放す前に、水合わせを入念に行いましょう。
水合わせとは、買ってきたままのらんちゅうが入っている袋の水と水槽の水の水質などをすり合わせていく工程のことです。
まずは買ってきた袋ごと、水槽に浮かべます。
まだ袋を開けてはいけません。
30分程浮かべて水温を合わせてからやっと袋を開けますが、まだ水槽には放しません。
次は袋の水を3分の1ほど捨てて、そこに水槽の水を捨てたのと同じ量だけ入れます。
そして10分放置。
これを3回繰返して、初めてらんちゅうを水槽に放します。
ここまでが水合わせです。
早速餌をあげたいところですが、らんちゅうはまだ新しい環境に慣れず疲れている筈ですので、餌は翌日以降に与えましょう。
無理に与えると、体調をくずす原因になりかねません。
まとめ
いかがでしたか?
少しは不安を拭えたでしょうか。
らんちゅうの様子を見ながら、心を込めて育ててあげてくださいね。