当歳魚、という単語を聞いたことがあるでしょうか。
この単語、どこで区切るのかというと当歳、魚です。
とうさいぎょと読みます。
当歳とは、その年、という意味です。
また数え年で一年という意味になります。
つまり当歳魚とは、その年に生まれた数え年で一歳の魚、という意味の単語です。
らんちゅうは成魚になったときに当歳魚と呼ばれることになります。
それまでは0歳というイメージなのですね。
そんな当歳魚ですが、今回は当歳魚の飼育方法や餌について紹介します。
らんちゅうの当歳魚の飼育方法ってどんなのがあるの?
当歳魚ともなれば、品評会に出すために育ててきている個体がいたとして、十分美しく育ってくれていることでしょう。
品評会には当歳魚のクラスがありますから、そこに出すべく育てている、という方も多いかと思われます。
ですが当歳魚は、なにも品評会に出すためだけに存在している訳ではありません。
品評会には出さずに、単に観賞用として育てているという方も多いでしょう。
そうでなかったとしても、当歳魚はそのまま二歳魚まで育てるという選択肢も、三歳魚までも育て上げるという選択肢だってあります。
更には、親魚として育てるケースもあります。
品評会に出すだけが当歳魚ではないのです。
らんちゅうの当歳魚にあげる餌って?
らんちゅうの当歳魚に与える餌は、稚魚のときとは違います。
当歳魚にまで成長したら、餌を変えてあげましょう。
ですが、品評会に出すらんちゅうも、二歳魚、三歳魚まで育てるらんちゅうも、親魚として育てるらんちゅうも、基本的に与える餌は変わりません。
基本は、冷凍で良いのでアカムシを与えましょう。
加えて、ペレットも与えます。
が、アカムシとペレットは同時に与えてはいけません。
別々に与えてください。
なぜ二種類を別々に与えなければならないのかというと、同時に与えたとして、まずらんちゅうは好物であるアカムシに食いつくことが多いです。
その間ペレットは放置されることになりますが、そうなるとペレットは細かくバラバラになってしまい、水の汚れにつながってしまうからです。
汚れたところで水換えをすれば良い、という話にはなりますが、餌を与えて水が汚れる度に水換えをしていたのでは、らんちゅうに負担がかかりすぎます。
水換えの回数を控えるためにも、アカムシとペレットは別であたえましょう。
まとめ
当歳魚にはいろいろな育て方がありますが、餌は基本的に変わりません。
それぞれの餌をあげるタイミングなどを考慮して、当歳魚になったらんちゅうたちを引き続き育ててあげましょう。