らんちゅうを美しく育てたいという場合には、冬の飼育方法にも注意が必要になってきます。
冬のらんちゅうの飼い方の中には、飼い込みという方法があります。
ここでは、らんちゅうの冬の飼育方法や飼い込みについて紹介していきたいと思います。
らんちゅうの冬の飼育方法
らんちゅうは冬の時期には、水温が10度以下になると冬眠することがあります。
しかし、見栄えを良くしたいという場合には、冬眠させず飼育するという人もいるようです。
らんちゅうは一定以上の水温があれば1年中飼育する事ができます。
水槽で飼育する場合には、小さいらんちゅうを大きく育てる事ができる時期にもなります。
冬にらんちゅうを飼育する場合には、水槽・フィルター・エアレーション・カルキ抜きに加えヒーターが必要になり、60cm以上の水槽で2匹程度を飼育するのがオススメです。
電気代が気になるという場合には、水槽の周りを発泡スチロールで囲むと良いでしょう。
水温に合わせ餌を与えていくことも大切になってきます。
餌をやりすぎると体調不良を起こしたり水質を悪くすることがあり、餌が少ないと痩せて体力が落ちることがあるので注意していきましょう。
飼い込み
らんちゅうを飼育していく中で、冬場飼い込みと言う方法をとる事があります。
飼い込みとは、飼育していくらんちゅうの数を極端に減らし、今までいた分の餌を与えらんちゅうの成長を促していくという方法です。
らんちゅうの場合には、9月ごろから飼い込みをはじめます。
9月になると、日があたる時間が短くなってきたり、水温が下がってくることで成長が悪くなってくることから、このような飼育方法を行ないます。
餌をたっぷり与えるといっても、与えすぎると病気になってしまう可能性があるので注意していきましょう。
まとめ
らんちゅうを冬場飼育する場合には、水温や餌やりに注意し飼育していくことが大切になってきます。
飼育するらんちゅうの数を減らし、たくさんの餌を与え成長を促すことを飼い込みと言います。
飼い込みによって美しいらんちゅうを育てる事ができるので挑戦してみて下さい。