らんちゅうを飼う時は、当然水槽に入れます。
しかしその深さをどうしたら良いのか、水量はどのくらいが適量なのか分からないという方もいらっしゃると思います。
そもそも、らんちゅうというのは金魚の一種なので、広い所でのびのびと泳いでもらうのが一番良いのです。
そのため、なるべく幅の広い水槽を選ぶことになります。
ここでは、らんちゅうを飼育する際の水槽の深さとそこに入れる水の量を、どうすれば良いのかについて書いています。
らんちゅうを飼育する時、水深はどうするのか
さて、のびのびとらんちゅうに泳いでもらうのは良いとしても、その水槽の深さはどうすれば良いのでしょうか。
実を言うと、らんちゅうはあまり泳ぎが得意な種ではありません。
幅の広い水槽を選ぶのも、彼らが壁に激突して怪我をするのを防ぐ意味があるのです。
また、運動不足で肥満になったり、彼らの身体のバランスが悪くなったりするのを防ぐ意味もあります。
水槽の幅は約60センチが適切ですが、水深はその半分の約15~30センチ程度がちょうど良く、これならばらんちゅうが壁にぶつかる可能性も下がるでしょう。
でも何故深さは15~30センチほどが良いのでしょうか。
これは、らんちゅうが品種改良の果てに誕生した種であるため、水深の深い水槽がその生態に合わないからです。
それ故、らんちゅうが過ごしやすい環境を作りたいのであれば、なるべく浅い水槽を選ぶと良いでしょう。
らんちゅうの水槽に入れる水の量は
水量は多いほうが良いです。
上にも書きましたが、らんちゅうは泳ぐのが下手です。
そのため幅の広い水槽で飼わないと壁にぶつかり、怪我をします。
そのため水量も多いほうが彼らにとっては泳ぎやすいのです。
例えば、狭い家で暮らすよりも広い家で暮らしたほうが、人間にとっては多くの場合は快適です。
それと同じく、らんちゅうも広く適切な水量の水槽で育つほうが、ストレスも少なくて済むのです。
まとめ
やはり「らんちゅうにとって何が良いのか」を念頭にして、水槽選びを行うのが良いのでしょう。
彼らも生き物です。
なるべく快適に過ごせる環境を整えてやるのが、飼い主としては大事なことになるのではないでしょうか。