らんちゅうを稚魚から育てたいと思った時、ありませんか?
彼らが卵を産み、それをしっかりとお世話することができれば、らんちゅうを稚魚から育てることも可能です。
しかしここで気になるのが、具体的な産卵の時期。
これを知っておかないと、稚魚を生み育てる機会を逃してしまいます。
また、産卵時のらんちゅうはどのくらいの年齢なのか、産卵回数はどの程度あるのかも知っておくと良いですね。
ここではらんちゅうの産卵期と産卵回数、そして産卵時の年齢について書いています。
らんちゅうの産卵時期はいつなのか
金魚の産卵時期は春から秋だと言われています。
水温が上昇し始める春から初夏が特に良い時期ではありますが、室内の水槽の中で飼っていると、時期を問わずに産卵する場合もあるようです。
つまり水温を制御することで、好きな時に産卵期を迎えさせることができるということになります。
らんちゅうの産卵回数は?
通常は1、2週間おきに数か月産卵が続くとされています。
産卵期を経た後のメスは体力が相当落ちているため、病気にかかることもあります。
そのため、産卵期にオスがメスを執拗に追い回すようなら、水槽を別々に分ける方法も選択肢に入ります。
らんちゅうが卵を産む年齢は?
金魚は一般的に誕生後、一度冬を越してから卵を産むことができるようになります。
そのうち、産卵に適した年齢、つまり「適齢期」があります。
らんちゅうのオスの適齢期は2歳から4歳で、メスは3歳から5歳となっています。
その時期に水温を調節するなどして産卵を促し、産まれた卵をスポイトなどで回収し、別の水槽へと移すことになります。
ただ、適齢期を迎えても環境が整っていないと、仮に産卵したとしても稚魚が生まれないことも充分に考えられるので、らんちゅうが卵を産んでも問題のない環境を整備してやりましょう。
まとめ
以上が、らんちゅうの産卵時期と産卵回数、及び産卵時の年齢です。
最も重要なことは、これらの知識を使ってらんちゅうが産卵しても良い環境を作ることでしょう。
卵を産んでも稚魚が生まれないのは悲しいことです。
常に人間の側がしっかりと命の誕生を手助けし、これを最後まで見守ることが大事なのではないでしょうか。