らんちゅうは飼育が難しいとされていますが、きちんと飼育していれば病気も防げる・・・とはいっても、やはり病気になってしまうことも。
先日、らんちゅうの体から出血しているのを見つけてしまいました。
なんせ言葉では伝えることが出来ない生き物なので、出血を見つけてなんとも言えない可哀そうな気持ちに。
早く治してあげたい!そう思うのは親心・・・なのかもしれません。
らんちゅうが出血している!これは病気?
まず初めに、どこかで体をぶつけたのではないか、と疑いましょう。
らんちゅう自体の体が大きくなってくると、水槽の大きさも考えなくてはいけませんよね。
水槽の中のものも見直してみましょう。
また、他の魚と混泳している場合、他の魚にらんちゅうがつつかれていることなどはないですが?
外傷の場合も考えられますよね。
その他に出血がみられる病気も考えられます。
「赤斑病」 水質の悪化や餌に付着していたエロモナス菌が原因です。
「穴あき病」 傷口からエロモナス菌が侵入し鱗を剥がし出血させてしまいます。
また、寄生虫が原因となることもあります。
ウオジラミが挿した部分が赤くなり出血しているように見えます。
イカリムシは鱗の下に寄生し出血することもあります。
まとめ
外傷でも特に傷口が大きくないならそのまま様子を見ても構いませんが、その傷口から細菌が入ってしまうことがありますので水槽内は常に清潔にしておくことを心がけましょう。
そうでなければ0.5%の塩水浴をし、薬剤(グリーンFゴールド)も一緒に使用すると良いです。
寄生虫の場合、寄生虫を取り除かなければなりません。
体を傷つけないよう、ピンセットなどで取り除いてあげましょう。
傷口はメチレンブルーで消毒後、やはり0.5%の塩水に漬けます。
寄生虫は目で見て、らんちゅうの体についていることが分かりますので普段からよく観察することが大切です。
他の魚と混泳させていて、つつかれた外傷ならば、水槽は別にしてあげましょうね。
らんちゅうと混泳出来るのは、同じ釣り鐘型の魚、琉金が良いでしょう。