金魚を飼い始めると泳いでる姿も見飽きないですが、大きく口をパクパクさせてエサを食べる姿がかわいく、ついついたくさん餌をあげてしまうということはありませんか?
ですがエサのあげすぎが水質悪化につながってしまい、かわいい金魚が病気になってしまうかもしれません。
金魚は半年間絶食しても生きていられる、と言われるほど丈夫な生き物なのです。
金魚には胃袋がなく、食べたものはすぐに腸に送られます。
そのため、満腹感を感じないとも言われています。
金魚は自分で食べる量や頻度を調節できないので、私たちが管理をしてあげないといけません。
食べ過ぎの症状
金魚がエサを食べすぎると消化不良となります。
フンが液状になったり、白っぽいフンを出すようになったら消化不良の可能性がありますので注意してみてください。
エサの食べ過ぎによって上下逆さまになってしまう転覆病の原因にもなります。
対策
消化不良の症状が見られたら2,3日エサを与えずに様子をみてください。
動きが活発になってきたら少しずつエサを与えてください。
適切なエサの与え方
金魚は体調不良や病気でない限り、いつも食べるものを探しています。
ですが、その行動はお腹がすいているのではなく自然界において食べられるときに食べておくという本能によるものです。
エサを与える頻度は一日に1~5回程度、与える量は5分くらいで食べきれる量が適切といわれています。
金魚はエサを与える回数が多いほど早く大きくなります。
短時間で食べきれる少量を、数回に分けて与えてもいいです。
この場合も与えすぎには注意しましょう。
まとめ
金魚を元気に長生きさせるためにも、エサの頻度や量を調節してあげることが大切であり、エサを探していて可哀想と思ってしまうかもしれませんが、金魚の健康のためです。
エサの食べ残しなどにより、水質が悪化すると水が白く濁ることがあります。
その場合エサが多すぎることが考えられますので、エサを控えて様子をみてください。
買ってきたばかりの金魚や新しい金魚は環境に慣れてないため消化不良を起こしやすいので、1日~2日はエサを与えずに環境に慣れさせましょう。