私たち人間は、地震が起きたりすると多少なりともストレスを感じると思います。
ですが金魚はどうなのでしょうか。
ここでは、地震は金魚にとってストレスであるかどうかを調べまとめてみました。
金魚と地震
金魚は地震の数分前になると、水槽の蓋を開けてしまいそうなくらいに飛び跳ねるそうです。
また、突然電気ショックを受けたように体をぴくぴくさせて水槽の中で暴れだし、体を水槽の壁にぶつける、水槽底の砂利を跳ね上げる、水槽底で動かなくなるなどの行動をします。
これは内陸部が震源の地震に反応を示しているようです。
実際に、そのような行動をしてから数分後に地震が起きるという声が多く挙げられています。
さらに、マグニチュードが大きい地震の前にはこのような行動がずっと続くようです。
飼育されている金魚は普段大きなストレスを感じることはありません。
ですので、地震のような場面では過度のストレスを感じます。
対処法
地震が起きた後も金魚の様子が変わらないようであれば、金魚を落ち着かせましょう。
もし水槽にライトがついているのなら消してみましょう。
そうすることで少しは落ち着きます。
また、水槽の中の水を0.5%の塩水にし、塩水浴させます。
塩水浴には金魚の病気を治癒させる効果もあるので、効果的です。
これは金魚の体液の濃度に近い塩分濃度で浸透圧させることで体内バランスを整えることができ、ストレスを軽減できるからです。
そして、ヒーターを水槽内に入れ、水槽の中の温度を28度にするとよいでしょう。
これらをすることで、暴れていたり、元気がなかったりする金魚を通常の状態に戻すことに繋がります。
まとめ
金魚だけでなく動物には地震を予知する能力があると言われています。
もし、飼っている金魚が暴れだしたり、じっとしたり、いつもと様子が違うと感じたら地震を疑ってみてもいいかもしれません。
また、地震のあともストレスを継続して感じているようであれば、適切な処置をしてあげましょう。