綺麗な色をした様々な種類を持つ丹頂という種類の金魚、品評会なんかにも出てくる大変人気の鑑賞魚です。

お家で飼うにも比較的安価で飼育しやすく、大きさ的にもとても手頃な金魚なのです。

もしかしたらすでに飼っているという人も多いかもしれませんが、お家で繁殖させるにはどのような方法があるのでしょうか。

丹頂を増やすためのポイントをお伝えします。

丹頂の特徴

金魚 丹頂 繁殖 方法

丹頂は手頃に手に入るうえに、飼育の手間はそれほどかからず通常の金魚と同じように飼っていけば特に問題ありません。

丹頂には中国産と日本産があり、育っていくうちに中国産の丹頂の頭部に肉瘤がたくさん表れてきて若干姿の違いが出てきますが、飼育する上での違いは特にありません。

水槽の中の環境や温度変化などで繁殖行動を促すことができるのも、通常の金魚と同様です。

そんな繁殖の際の注意点や方法とはどんなものでしょうか。

金魚(丹頂)の繁殖方法

丹頂の繁殖方法ですが、まず丹頂自体が繁殖に適した年齢であることが必要です。

だいたい2歳から5歳頃が金魚の繁殖に適した年齢とされていますので、稚魚のうちはまだまだ繁殖には至りません。

水槽にはできれば水草を準備しておきましょう。

そうすることで金魚が水草に卵を産みつけることができます。

水温は20度前後が繁殖に適しています。

繁殖行動を始める時期も、冬が終わり春から夏へと水温が暖かくなってきたころに始まりますので適温がその頃の水温となります。

卵が産まれたらすぐに別の水槽へ移すようにしてあげてください。

そのまま卵を入れたままにすると、食べられてしまうことがよくあります。

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金魚(丹頂)の繁殖の際の注意点

丹頂のみならず金魚は全般的に品種に関わらず繁殖しますので、丹頂だけを繁殖させたい場合はの方法としては同じ水槽に丹頂のみを入れ他の種類の金魚は入れないようにしましょう。

違う品種を入れて繁殖させると奇形が産まれることもあります。

また注意すべき水温ですが、20度前後にヒーターなどで保ち続けているとあまりの水温の変化のなさに繁殖行動をしなくなってしまいますのでご注意ください。

金魚は水温の変化に敏感で、変化を感じると繁殖行動が始まったりしますので、水温を若干変化させるのも繁殖方法のひとつです。

まとめ

金魚(丹頂)の繁殖しそうな時期と環境を整えてあげれば、繁殖させるのもさほど難しくはないようです。

繁殖方法や注意点がいくつかありますので、気を付けて産卵を見守ってあげましょう。

少しずつ増えていくのが楽しみですね。

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