皆さんはらんちゅうという種類の金魚をご存知でしょうか?
高級金魚の代名詞的存在で、金魚の王様なんて呼ばれたりもします。
様々な種類が存在する金魚ですが、らんちゅうは一度は見たことがあるのではないでしょうか。
この金魚、一体どのような金魚で、高級と言われるだけあって金額は手が届くものなのでしょうか?
また、どのくらい長生きするものなのか寿命についてみてみましょう。
らんちゅうとは
らんちゅうという金魚ですが、その中にも様々な種類が存在しています。
ペットショップなどでもよく目にする通常のらんちゅう。
値段は一匹400円程で、育っていけば20センチ程まで大きくなります。
その他、通常の赤い身体に白が混ざった更沙らんちゅう、黒色の身体の黒らんちゅう、江戸錦、桜錦など交配を重ねたものも多く存在しています。
らんちゅうは250年以上前から日本で確認されている金魚の種類ですが、当時は今と違い頭部の肉瘤も発達していませんでした。
現在では、頭部の肉瘤が発達した金魚で、背びれはなく尾ひれは短めの3つ尾、4つ尾、さくら尾のどれかにあたります。
らんちゅうは背びれが無い金魚のため上から鑑賞するのが基本です。
様々な種類のらんちゅうなので、金額も様々です。
らんちゅうの金額
様々な種類があるらんちゅうですが、基本のらんちゅうの値段は400円前後とお手頃でご自宅でも飼育しやすいかと思います。
その他、更沙らんちゅうや黒らんちゅうは1匹1000円前後、江戸錦や桜錦は大きさにもよりますが2000円から5000円と交配が難しかったりするため、金額の幅が出やすい種類のらんちゅうです。
鑑賞用としては手の届く値段ですが、品評会等に出されるよう飼育されたらんちゅうについては、一匹10万円から100万円以上のものもいるのです。
その美しいバランスや泳ぎ姿で高値が付けられるようです。
らんちゅうの寿命
らんちゅうの寿命は、通常5~10年と言われています。
15年程生きる長寿のらんちゅうもいるようです。
年を重ねるたびに大きくもなり、4年程すると頭部に肉瘤も現れてきます。
日々しっかりと水槽をお手入れしたり、エサを適度に与えていくことで寿命を延ばす事も可能ですので、こまめに観察してあげましょう。
まとめ
今回この中に全ての種類のらんちゅうについては書ききれませんでしたが、一言でらんちゅうと言っても色々な種類がありますね。
品評会で何十万円、何百万円とするらんちゅうを一度は実際に見てみたくなりました。
値段は様々ですが、お気に入りのらんちゅうを見つけて大切に育て、長寿を目指してみてはいかがでしょうか。