金魚を入手する前にぜひやっておきたい金魚水槽の「立ち上げ」。
耳にしたことはあるけど、立ち上げとは何かよくわからない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は金魚水槽の立ち上げの意味と、水槽の設置場所としてNGな場所をご紹介します。
水槽の立ち上げの意味は?
金魚の水槽に水道水を入れただけでは到底お迎えすることはできません。
水槽の立ち上げとは、金魚に最適な環境を提供する下準備だと思ってください。
カルキを抜いた水を入れ、砂利を敷き、水草を入れるなら水草を設置などレイアウト等も全て済ませ、水槽のろ過装置等全ての機材の電源を入れておく必要があります。
後は金魚をお迎えするだけの状態ですね。
もちろん、水槽や砂利、水草など設置するものは一通り洗ってからにしましょう。
洗剤を使うのはNGです!
上記の作業を終わらせたのち、金魚の入っていない水槽を稼働させたまま2、3日程度は置いておきましょう。
その期間に機材や水草が水中に酸素を供給してくれ、よりよい飼育環境へと整えてくれますよ。
水槽の置き場所は?
「水槽の置き場所?どこでもいいでしょ?」それが、重要なポイントなのです!
安全で安定感のある場所
安定感のない場所に水槽を設置すると、水槽に無駄な力がかかり、ガラスが疲労して壊れる原因になります。
必ず安定感のある場所に水槽を設置しましょう。
温度変化の少ない場所
エアコンの吹き出し口近くなど、もろに水温変化を促すような場所はやめましょう。
特に琉金やピンポンパールなどの丸ものは、水温が低すぎると消化不良を起こし転覆病になりかねません。
金魚は温度変化に弱い生き物です。
強いと言われている和金でも、急な温度変化には弱いです。
また、同じ理由で窓際もNGです。
直射日光により急激に水温が上がる可能性がありますので、やめておきましょう。
適度な明るさがある場所
水草を入れる場合は言わずもがなですが、日の光は水草を育てます。
また、日の光を浴びることにより金魚の免疫力を高めますので、病気に強い元気な金魚を育てるためにも適度な明るさは必要なのです。
どうしても日の光が届かない場合は、照明設置を考慮してくださいね。
まとめ
今回は金魚水槽の立ち上げと水槽の置き場所について調べてみました。
縁日の金魚すくいで突如家に金魚が来た!という場合は仕方が無いですが、計画を立てて金魚の購入を考えている場合は、ぜひ先に水槽を購入して準備してからお迎えをしてください。
健やかな金魚ライフが送れますように!