金魚飼育には、水槽飼いにしても砂利や隠れ家等何も必要としないベアタンクでの飼育などがありますよね。
インターネットでの意見では「あってもなくてもいい」という意見も多く見られます。
そんな中、砂利を入れたり隠れ家を入れる意味は何なのでしょうか。
今回は、金魚飼育には砂利や隠れ家は必要なのかをご紹介します。
砂利は必要?
金魚飼育には金魚鉢や水槽、バケツ、池など様々な飼い方があります。
水槽といっても、底砂をひくか、ベアタンクにするか2種類ありますよね。
ベアタンクは水槽内には金魚以外何も入れないため、初期費用がほとんどかかりません。
しかし初心者の方には砂利を入れた飼育をお勧めします。
水槽に砂利を入れることによって、バクテリアに住処を与えることになりバクテリアの繁殖が見込めます。
水槽内にバクテリアが繁殖することにより、水質の維持に役立ちます。
ベアタンクには掃除をしやすいといったメリットも、もちろんあるのですが水質維持の面から金魚の扱いに慣れた上級者向けといってもいいでしょう。
隠れ家は必要?
発情期など、オスがメスを追いかける行動などが見られたり、水流が強いなどの場合がありますので、身を隠し落ち着くことができる隠れ家はあった方がいいですよ。
土管や陶器など様々なものがありますが、土管を買うならば穴が大きめのものを選びましょう。
しかし出目金や水泡眼、頂天眼といった特徴のある種類は物に接触することにより目や水泡を傷つける恐れがありますので、隠れ家としての利用は水草がおすすめです。
隠れ家としての水草のおすすめ
- カボンバ
カボンバは別名金魚藻と呼ばれ、金魚とは相性がとてもいいですよ。
カボンバは隠れ家としても利用できますが、柔らかい植物であるため金魚の餌としても活用することが出来ます。
産卵床としても優秀なカボンバは様々な用途がありますが、金魚によく食べられてしまうため、ちぎれた草などの掃除をしっかりとしなければならないというデメリットがあります。
- マツモ
マツモも金魚藻として有名な植物です。
使い方としてはカボンバとほぼ変わりませんが、マツモの場合は根がない空中浮遊タイプの水草になるため、しっかりと底砂に固定する必要がありません。
また、強い植物なので育成も容易です。
隠れ家として水草を使用する場合は、植物が光合成をできる環境にあることが基本です。
浮草として有名なホテイアオイなどは水槽の室内飼いですと日光が足りずに枯れる傾向にあるようです。
水草の選び方にも気をつけましょう。
まとめ
砂利や隠れ家(土管など)を入れると、その分掃除する際に手間がかかります。
また、紹介した水草は金魚に食べられることも前提になりますので、こちらも手間がかかることでしょう。
しかし、水草は水質浄化機能を兼ね備えているため、おすすめさせて頂きました!
どちらも「無くてはならない」わけではないですが、ある方が金魚のストレス軽減にはなりますよ。