金魚にとって水質はとても重要です。
毎日必ずチェックする必要があるわけではありませんが、適度にチェックしなければ金魚にとって有害な物質が水中にいたままになります。
そうなると、金魚も体調を崩しかねません。
水質チェックはとても大事なのです。
どんな水質が良いのか
水質はとても重要だとしても、一体どういう水質が金魚にとって良いのでしょうか。
金魚が健康に過ごせる水質について、理解しておきましょう。
酸素が溶けている
金魚は水中の酸素を使って呼吸をします。
そのためには水中に酸素が溶けている必要があります。
水温が高いときや水槽が小さいときに酸素不足になることがあります。
水温を下げたり、エアレーションを使って酸素不足を防ぎます。
有害な物質がない
アンモニアや亜硝酸は金魚にとって猛毒です。
これらが水中に溜まっていくと、アンモニア中毒などになってしまい、金魚は病気になって体調を崩してしまいます。
最悪、金魚がお亡くなりになることもあります。
そのためにアンモニアを分解するバクテリアを増やすなどの対策が必要となります。
水質をチェックする方法とは
有害な物質が水中にあると金魚に悪影響を及ぼすことは前章でお伝えしました。
有害な物質があった場合に対応しなければなりませんが、そもそも有害な物質があるのかどうかを知りたいですよね。
チェックをするためには検査薬が必要
水質をチェックするためには検査薬が必要です。
市販の検査薬を使います。
チェックする項目ですが、①pH、②アンモニア、③硝酸塩、④亜硝酸塩、⑤炭酸塩硬度、⑥総硬度、⑦塩素の7つくらいは必要です。
一番大事な指標がpHです。
pHの数値は酸性<中性<アルカリ性の順になっています。
7.0が中性値です。
中性をできるだけ保ちます。
中性から大きくはずれると金魚が体調を崩してしまいます。
毎度お馴染み水質チェック。ベタ水槽、3号機水槽、シュリンプ水槽6.0以下、水草水槽は6.4、金魚水槽は6.8。3号機がかなり弱酸性寄りなのが意外だな pic.twitter.com/48KLHkxn9x
— ルルレガ@EMTGぺったん初参加 (@Lullshare_B4) 2017年3月12日
よく使用されている検査薬
よく使われているのが、テトラテストの6in1です。
これを買えば、pH、硝酸塩、亜硝酸塩、炭酸塩硬度、総硬度、塩素の6項目をテストすることができます。
とっても便利なのです。
そしてアンモニアを検査するなら、テトラテストアンモニア試薬がおすすめです。
紙の物は感度が悪いことがあるので、できるだけ試薬がおすすめです。
アンモニアが多いとアンモニア中毒になることがありますので、検査しておくと良いでしょう。
まとめ
水質の悪化は金魚に悪影響を及ぼします。
金魚飼育の初心者が水質をチェックするのは難しそうに聞こえますよね。
ですが、一つ買えば色々チェックできる試薬も売っていますし、うまく活用すれば自分でチェックできそうです。
金魚のために水質を保ちましょう。