エラ病とは、細菌や寄生虫がエラについしまう病気です。

金魚にとってはとても大事な機能なので、エラ病気にかかってしまうということは命にかかわってきます。

もしこの病気を発病してしまったらすぐに治療を必要とし、また寒暖の時期に関係なく発症してしまうので常に注意が必要です。

エラ病の症状とは?

エラ病 金魚 症状

病気には段階があり、どんな病気でも初期症状であれば治る確率があがり末期になってしまうと命にかかわってきます。

エラ病の初期では、水槽の隅でじっとしていてあまり動かなくなります。

時々動き餌を探したりエサを食べたりしたあとすぐに吐き出してしまう場合は、エラ病の疑いがあります

中期の場合は、水面の近くまできて鼻を上げたりしたあとしばらく動かなくなります。

またエラや口を開けたり閉じたりという行動が早くなりバックで泳いだりしていおり、よく金魚を見ると片方だけのエラだけで呼吸をしていることがあります。

この段階になると完全なエラ病にかかっていますので、早期の治療が必要です。

末期になるとエラが開いたままになるのでエサを食べることができなくなり、エラの色が黒々になったり白濁したりまた大きくなっている寄生虫が見つかることがあります。

この先病気が進行するとエラの一部が腐りはじめ取れてしまうこともあり、棲みついた寄生虫が平衡器官に入ってしまうので金魚はグルグル回ってしまったり、ガラスにぶつかったりとかなりの異変が起きます。

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治療法はあるの?

エラ病にかかってしまった場合は、先ほども述べましたが早期の治療が必要となります。

治療法としては薬浴という方法で治療をしますが、エラ病になってしまう原因のカラムナリス菌は塩分に弱い特徴があるため薬浴として塩水浴という方法を用いします。

水温を上げ塩を入れる治療法は、ペットショップでもやっている方法なので信頼ができる治療です。

この治療法を行った場合、初期なら3日ほどで完治をし中期ならば1週間ほどで改善されますが、塩水浴は初期の場合完治します。

中期や末期の場合は、お店の人に相談をして適切な薬を買うことをお勧めします。

まとめ

今回は、金魚のエラ病と症状についてまとめました。

エラ病にかからないようにするには、エラ病の原因となる細菌を増やさないように予防することが一番です。

予防策としてエサのやりすぎや水温などに気をつけ、水質を悪化させないようにすることで病気から守ることができます。

梅雨の時期から初夏または、秋口頃に細菌が多く繁殖してしまうのでこの時期は定期的に水を換えることや水質を維持させることがとても重要となります。

エラ病を見つけたら命にかかわってきますので、見つけたらすぐに治療をしてあげてください。

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