小さなフナ型の金魚と比べて、体が丸くてヒレも長めという特徴のある琉金。
琉金を水槽で飼育する場合に、フィルターは必要なのでしょうか。
この記事では、琉金とフィルターについてまとめています。
琉金の水槽には、フィルターは必要?
≪フィルター無しの水槽飼育は難易度が高い≫
琉金を水槽で飼育する際、フィルターは絶対に必要なものというわけではありません。
ただしフィルターを使わずに水槽飼育する場合は、フィルターを使う場合よりも多い頻度で水換えが必要になります。
金魚にストレスを与えないように、こまめに水換えをすることは難しいので初心者さんなら特にフィルターは使用した方が望ましいでしょう。
琉金におすすめのフィルターは?
フィルターには、投げ込み式、外掛け式、スポンジフィルター、底面フィルター、流動フィルター、上部フィルター、外部フィルターと色々あります。
琉金におすすめのフィルターは、「投げ込み式フィルター」「スポンジフィルター」「上部フィルター」で、一番おすすめなのは、上部フィルターですが注意点もあります。
上部フィルターの使い方
上部フィルターは、水槽の上部の縁に乗せて使うフィルターです。
ポンプを利用して水槽内の水を組み上げ、水槽上部に設置したフィールターを通過させて濾過して水を水槽内に戻す仕組みです。
≪モーターには、水中タイプと水上タイプがある≫
上部フィルターには、モーターが水中部分にあるものと、水上部分にあるものがあります。
水中タイプは、モーター音が水に吸収されるので飼育者には静音になるというメリットがありますが、モーターによって水温が上がる、金魚には音がストレスになるかも、という可能性があります。
水上タイプは、その逆でモーター音が水中タイプよりもするものの、熱が空気中に発散されるのでモーターへの負担は少なく、水温を上げてしまう心配もありません。
≪上部フィルターのメリット≫
- 濾過能力が高く、フィルターのメンテナンスがしやすい。
- 落水、吐水の際にエアレーションを兼ねてくれる。
≪上部フィルターのデメリット≫
- 音が気になる(水上モーターの場合)
- 水槽上部が狭くなり水槽内の掃除がしずらい。
- 上部から鑑賞できる範囲は狭くなる。
- フレームの無い水槽には設置が困難。
- 給水と排水の位置を調節することはできない。
まとめ
琉金の飼育にフィルターは絶対に必要と言えるものではありませんが、フィルターは使用した方が無難と言えます。
初心者の方なら使用した方がいいでしょう。
一番おすすめは上部フィルターですが、初心者さんの場合、初めのうちは投げ込み式、スポンジ式のフィルターを使うこともおすすめです。
この2つは上部フィルターよりも物理ろ過能力が低めではあるものの、価格が手頃で扱いやすいです。