水の中を泳ぐ姿を見ていると癒される金魚。

中でも金魚の琉金は、長めのひれに丸っこい体が特徴の、初心者にも飼いやすい種の金魚です。

そんな琉金を室内の水槽で飼育する場合のコツとは?

この記事では、琉金を水槽で飼育する方法のコツについてまとめています。

琉金を水槽で上手に飼育すコツとは?

琉金 水槽 飼育

≪コツは、水質管理と餌やり≫

琉金を室内の水槽で上手に飼育するコツは、日頃の水質管理と餌やりのポイントを押さえていることです。

その点をしっかり押さえてお世話をすれば、最低でも5年、上手に飼えば10年以上と長く生きてくれます。

個体差もありますが、琉金は丈夫で飼育しやすい金魚と言われています。

≪購入後は、塩水と断食≫

購入した琉金は、すぐに室内に用意した水槽に入れず、水槽とは別に水がたっぷりと入る容器(バケツなど)に、0.5%の塩水(水1ℓに対して、塩5g)を作り、そこに入れて1~2週間休んでもらいます。

最初の3日間ほどは、餌を与えずに断食もしてもらいます。

琉金にとって購入後はぐったりモードなので、このお世話が新しい水槽に入る前の準備期間になります。

水槽に入れる水はどうする?

軟水で中性である日本の水道水は金魚を飼育する水には適していますが、殺菌消毒のための微量の塩素が含まれているので、水槽に入れる前に塩素抜きをする必要があります

塩素抜きは数日間、陽の当たる場所に汲み置きしておくか中和剤を使用する方法がありますが、家庭用浄水器でも塩素の除去はできます。

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水換えのポイント

金魚は水の中で餌を食べ、排泄をしますので、水は自然とどんどん汚れていきます。

汚れたままの水で飼育をすると、金魚は病気にかかりやすくなったりするので水換えは重要なポイントとなります。

≪水換えには2つの方法がある≫

1.部分的に水を変える方法(3分の1くらいの量の水換え)

2.全部の水を変える方法

部分的に水換えする場合の頻度は1~2週間に1回が目安となり、全部の水を変える場合は、月1回が目安となります。

水換えの頻度は飼育している琉金の数や季節、濾過装置の種類によって変わります。

部分的な水換えは急激に水質を変えずにすむというメリットがあり、全入れ替えのメリットには、ついでに水槽自体の清掃と、全部の水が綺麗になることで水換え頻度が減らせることです。

どちらも、水質を急激に変えない工夫が必要です。

まとめ

琉金を室内の水槽で上手に飼育するコツは、水質管理と餌やりです。

水槽の水換え用の水は事前に準備する必要があります。

大きなポイントは水温を急激に変えないようにすることです。

餌やりは、与え過ぎないことがポイントです。

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