夜店の金魚すくい、夏の浴衣の柄、切手など、観賞魚として金魚は日本人に一番なじみ深い魚ではないでしょうか。

中でも江戸時代に日本に琉球を経由して入ってきた琉金は和金とともに、ポピュラーな金魚です。

そんな琉金の寿命は、どれくらいなのでしょうか。

この記事では、金魚、琉金の寿命についてまとめています。

金魚の平均的な寿命と、琉金の寿命は?

金魚 琉金 寿命

金魚の寿命とは、何年なのか?正確な年数は分かっていません。

しかし、もの凄く短かったり、もの凄く長かったりする金魚の寿命は、金魚の個体差、飼育者の管理、環境などによって大きく左右されるものと言えるようです。

金魚の寿命でよく言われているのが、「金魚は上手に飼えば10年以上生きる」です。

平均的な数字を言えば、「金魚の寿命は、10年~15年」です。

また、金魚の原型であるフナ(鮒)型の金魚の方が、体が丸っこくなっている丸型、樽型の金魚よりも長く生きる傾向にあると言われています。

琉金は丸型の体型の金魚なので、和金(フナ型)よりも寿命は短い傾向のようです。

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最も長く生きた金魚は?

金魚の長寿記録は、イギリスにいた「Goldie」と名付けられた和金です。

2005年まで45年間生きたとイギリスのBBC NEWSにて記事になっています。

人間や猫などの場合、平均寿命は、それぞれ80歳前後と15歳前後と言われていますが、その倍以上も長生きする個体は、まずいないでしょう。

ところが魚の世界では稀に、びっくりするぐらいの年数を生きる個体が現れることがあるようです。

よく言われる言葉で「川の主」と呼ばれる魚がいますが、たいてい年数とともに体が成長し、巨大化しています。

人や猫が長生きして体が大きくなることはありませんが、(むしろ小さくなる)魚の場合は、長く生きれば生きただけ体は成長します。

まとめ 

琉金は体型的にフナ型の和金よりも寿命は短い傾向にあると言われ、大体8~10年が平均寿命のようです。

しかし、それ以上に長生きする可能性も十分にあり、また、とてつもなく短くなってしまう場合もあります。

それは、どの動物にも言えることかもしれませし個体の持って生まれたものにもよりますが、金魚の寿命には飼育者の手が大きく関係するでしょう。

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