ピンポンパールを自宅水槽で数匹飼っていて、気づいたら卵を産んでいたということがあるようです。

産卵時期はいつ頃で、産卵した場合にはどのように対処したらよいのでしょうか。

ここでは、ピンポンパールの産卵について紹介していきたいと思います。

ピンポンパールの産卵方法

ピンポンパール 産卵 方法

ピンポンパールは、4~5月頃の暖かくなってくると産卵期を迎えます。

産卵させたいという場合には、オスメス一緒に水槽に入れることが大切になってきます。

ピンポンパールは、オスとメスでお尻の形が多少違っています。

メスは、丸く横から見ると膨らみがあり、オスは少し楕円形で横から見ても膨らみはありません。

メスはお尻の穴と卵を産む穴、2つの穴があります。

オスは、お尻の穴が一つで、繁殖期になると白い点々のようなつぶつぶが出てきます。

また、1匹が1匹を追い回している場合にはオスだということが分かります。

産卵時期は温かくなる4~5月頃で17~22℃が適温だと言われています。

オスがメスを追いかけている場合には、産卵行動が行われています。

この後卵が産まれた場合には、そのままにしておくと食べられてしまう事があるので、産卵ネットに移し隔離するか別水槽に隔離しましょう。

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ピンポンパールが産卵しても、有精卵の場合と無精卵の場合があります。

有精卵の場合には、2~3日たつと卵の中に目のようなものが見え、1週間程度で稚魚が孵化します。

無精卵の場合には、稚魚が産まれることはなく時間が経つと白くなります。

そのまま放置しておくと卵にカビが生え水質悪化を起こすことがあるので注意しておきましょう。

ピンポンパールの産卵は1~2週間おきに2~3回行われるので、1度産卵を始めたら注意して観察しておきましょう。

孵化して2~3日たって稚魚が泳ぎ出したら、冷凍ミジンコ化ブラインシュリンプなどの餌を与えましょう。

まとめ

ピンポンパールの産卵は暖かくなる4~5月頃、1~2週間おきに2~3回行われます。

1匹が1匹を追い回している場合には産卵行動なのでよく観察しておいてください。

卵が産まれた場合には隔離し食べられないようにすることが大切になってきます。

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