ピンポンパールはとても繊細な金魚で、水槽内の掃除をするために水換えをしたところ、ピンポンパールが体調を崩してしまうことがあります。
今回は、ピンポンパールの水換えの方法とその頻度についてご紹介していきます。
ピンポンパールの水換え方法について
他の魚と比べて体調を崩しやすいピンポンパールの水換えですが、水槽の水換えというと飼育用の水槽とは別の水槽などを用意して一時的に魚を避難させている間に水槽の掃除や水換えをするイメージがあると思います。
確かにその方法でも間違いではありませんし、慣れている方は30分程度で水換えを行えますが、慣れていなくて水換えに時間が掛かってしまうと、避難した別の水槽でストレスが溜まり、結果体調を崩してしまうといったことになり兼ねませんので、今回は水槽に入れたままの水換え方法をご紹介します。
まずはホースや底用のクリーナー等で水槽の底に溜まった排泄物や沈殿物を静かに取り除きます。
浮遊物も見かけたら同時に取り除いておきます。
次はバケツや水汲み用の水槽に水(水道水など)を汲み、水槽内と同じ水温になるように温度を合わせます。
水温が急激に変化すると、ピンポンパールに限らず魚に取ってはストレスの原因になりますので注意しましょう。
そして水槽と同じ水温に調整できたら塩素中和剤を入れて混ぜます。
これで給水の準備が完了です。
給水の準備が整えば、あとは水槽内の水と徐々に交換していけば水換え完了となります。
この方法だと水質も急激に変わることはありませんので、ピンポンパールへの負担も小さく済みます。
ただし、水槽内の細かい掃除や拭き掃除は出来ませんので、水換えに慣れてきたら避難用の水槽を使用しての水換えも徐々に練習していきましょう。
ピンポンパールの水換え頻度について
水質変化に弱いピンポンパールですが、水換えの頻度はどれくらいが適切なのか調べてみました。
結果は、飼育されている方によって2~7日間ほどのバラつきがありました。
2、3日に1回の頻度で水換えを行う方は少しずつ水換えを行い、常に一定の水質、水温を保つような方法で水換えを行っていました。
対して、1週間に1回の頻度は水槽内の水を全て替えるといった方法を取る方が多いようです。
一概にどちらが良いとは言えませんが、ピンポンパールは水質などに影響されやすいので、飼育しているピンポンパールの様子を見て頻度を調整しましょう。
まとめ
水換えは水質、水温に気を付け、水槽内と出来る限り同じ状態の水を使用すること。
水換えの頻度は、最低でも1週間の内に1回は行うようにしましょう。