金魚は誰でも見たことがあるでしょう。
祭りの時には屋台の金魚すくいで見かけることがよくあります。
手に入ることは多いですが、金魚すくいの金魚は寿命が短く感じるかもしれません。
そのため、金魚は弱い魚、飼い難い魚だと思っている人もいることでしょう。
しかし、実際はそんなことはありません。
ちゃんとした知識で正しい環境を用意してあげれば、長生きする魚です。
さて、今回は金魚の中でも江戸錦を見ていきましょう。
江戸錦はいったいどのくらい生きるのでしょうか。
平均寿命を知って大切に育てたいですよね。
江戸錦とは
そもそも江戸錦とはどんな金魚なのでしょうか。
昭和初期にらんちゅうと東錦を交配させて作出されました。
その後、固定化を進め、産地にちなみ「江戸錦(えどにしき)」と名付けられました。
特徴として、体型は背びれがなく、らんちゅうのように丸型です。
柄は東錦同様の赤と白、浅葱色の三色でモザイク透明鱗が特徴です。
まだ品種として完全には完成しておらず、改良の余地が多い品種と言われています。
らんちゅうと比べて肉瘤が控えめになる傾向があり、成長してもあまり大きくはなりません。
江戸錦の寿命は?
江戸錦の寿命は、どのくらい生きるのでしょうか。
平均寿命は5年から6年程のことが多いですが、中には10年以上生きた例もあります。
長生きをさせるには、水温や水質環境を整えることが大切です。
水温は20度から28度くらいで保ちましょう。
江戸錦のかかりやすい病気としては、白点病です。
病気は水質悪化や水温変化などからの白点病が時折見られます。
その際は、水換えをし治療薬で薬浴をします。
最低1日1回は日頃の体調をみたり、動きや泳ぎ方、水の汚れがないかなどの様子を見るようにしましょう。
まとめ
江戸錦は白点病がなりやすい病気のようですね。
悪化しないように注意をし、薬浴をしていけばいいようです。
水質悪化や水温の変化には敏感なようなので気をつけましょう。
水温や水質環境を整えることで、寿命が延びていきます。
10年、もしかすると20年と、大切に育てることによって寿命も延びそうですね。