ピンポンパールは金魚の一種で、とても人気のある品種です。
ピンポン玉のようにかわいらしい姿をしていてす。
ここでは、ピンポンパールの稚魚の飼育時における餌について紹介します。
ピンポンパールの稚魚にとって一番良い餌は？
ピンポンパールの稚魚にとって、一番良い餌はブラインシュリンプです。
他の稚魚用の餌と比べると栄養素が高く、稚魚の骨が丈夫になり成長に効果的です。
ブラインシュリンプとは塩水湖に生息する小型の甲殻類で主に海外産のものが売られ、ショップなどで容易に手に入ります。
ブラインシュリンプは成体の冷凍ものと、卵の乾燥ものにわかれています。
冷凍ものは成体ですので稚魚の口に入りませんから、卵の乾燥ものを孵化させて与えます。
ブラインシュリンプの孵化に準備するもの
まずは、ブラインシュリンプの卵を人工的に孵化させる必要があります。
孵化させるにあたって必要なものは、塩、孵化容器、エアポンプ、エアチューブ、エアストーン、ヒーターなどです。
ブラインシュリンプの孵化方法
まず、ブラインシュリンプは水温26°～28°で24時間程で孵化します。
孵化容器を水槽に浮かばせ、孵化容器の中にも水を入れます。
水温が26°～28°になったら、塩を入れます。
塩の量は水1ℓに対し30g程度です。
塩が溶けたらブラインシュリンプの卵を入れます。
あとは、孵化容器の中のブラインシュリンプが沈殿しない程度にエアレーションを24時間かけます。
あまり極端に強かったり、弱かったりすると孵化の効率が悪くなるので、調整して下さい。
ピンポンパールの稚魚にブラインシュリンプの与え方
孵化したブラインシュリンプを掬い、水道水で洗い塩分を落とします。
塩分を落としたブラインシュリンプは時間が経つにつれ栄養素が減っていきますので、孵化した日に使い切りましょう。
まとめ
ピンポンパールの稚魚に与える餌はブラインシュリンプの乾燥ものが、栄養素も高く一番成長に良いです。
卵を孵化させる事を覚えれば何も難しくはありません。
稚魚のうちから栄養をたっぷり摂ることで、丈夫な成魚になるのです。
