金魚を飼っていると、いつもと様子がおかしいと感じることも少なくはありません。
金魚が弱る理由には様々なものがあり、弱った金魚や病気になった金魚を元気にする方法はなかなか難しいものだとされています。
そこで「塩」が活躍するのです。
その方法とはどのようなものなのでしょうか。
金魚に塩浴をしてみよう
塩浴をするときには、量や種類、やり方など、気を付けなければいけないことがたくさんあります。
これらについて調べてみました。
塩浴に使う塩の種類
塩浴にはどんな塩を使えばいいの?
いろいろな塩が出ている中で、どれを選んでいいのか悩んでしまう人も少なくはありません。
塩浴に使う塩は、一般的に売られている普通の「食塩」で大丈夫です。
塩を入れる量について
金魚の塩分濃度に合わせて入れることが大事です。
水の塩分濃度が0.5%くらいになるようにするのがポイント。
1リットルに対して塩5gぐらいの量で作ることが出来ます。
塩を入れる時には一気に入れず、数回に分けて最終的に0.5%になるようにすると、金魚に与える負担を少なくする事が出来ます。
金魚が元気になるまでつけるのがお勧めですが、最低でも1週間くらいは塩水に付けて様子を見るようにしましょう。
塩浴中に餌は必要?
塩浴中は基本的には絶食です。
1週間も絶食をして、空腹で力尽きてしまうんじゃないかと心配する人も少なくはありません。
しかし、2、3週間餌がなくても餓死することはないと言われています。
目に見えるくらいに痩せてしまったり、餌を欲しがっている様子があるなら、様子を見て少し上げてもいいみたいですが、餌を与えると水が汚れてしまうので、塩浴の効果がなくなってしまうと言われています。
ここはぐっと我慢です。
金魚さん調子が悪いので塩水浴開始!!!!!! pic.twitter.com/K6LExX3fCO
— ミナミヌマエビ後輩 (@suisouou) 2017年8月3日
まとめ
塩浴にも注意点があることを忘れてはいけません。
どんな病気にも万能ではありません。
症状によっては逆効果になってしまうこともあるので、気を付けなければいけません。
塩が少ないと塩分濃度の薄くなり、効果がなくなります。
逆に潮が濃すぎると、金魚に致命的なダメージを与えることになってしまうので、適量で塩浴をするようにしましょう。
病気や寄生虫の種類によっては、塩浴の効果がない場合もありますので、病状を確認して専用の薬剤を使用するようにします。