お祭りやイベントで見かける出目金の目は、他の金魚に比べ、ひときわ目立つのが特徴となっております。
熱帯魚ショップ等に行くと、水槽の中を黒や赤、三色の出目金がすいすい泳いでおりますが、その出目金のルーツは、どこにあるのでしょうか。
極まれに、左右の目の大きさが異なる出目金が売られていたり、買った時はどちらの目も同じ大きさだったのに、飼っている途中で左右の大きさが変わってしまうものがあります。
なぜ、目の大きさに変化が発生するのでしょうか。
出目金の左右の目の大きさが異なる理由
出目金の左右の目の大きさが異なる理由には、大きく分けて2つ考えられます。
まず一つには、産まれる際何らかのトラブルが起こり、左右の目の大きさが異なったまま産まれた場合になります。
この場合は、母出目金の胎内にいる時に何らかの傷を受けた場合が考えられますので、少し様子を見てみましょう。
成長が遅い、あまり動かない等の気になる点が見受けられる時は、早めに隔離し、購入した熱帯魚ショップや熱帯魚に詳しい方に相談しましょう。
続いて、水槽内のほかの熱帯魚から目に攻撃を受けた場合になります。
魚同士だから、お互いをうまく避けて泳いでいるはずだ。
こんな風に思っていませんでしたか。
水槽は、金魚や熱帯魚の数や大きさに合わせて用意されていると思いますが、それでも自由に泳ぐスペースが確保できない場合、強い攻撃性をもつものが傍若無人にふるまうと、弱いものは逃げる一方になってしまいます。
特に、出目金は大人しい性質をもつ金魚のため、攻撃を避けるために水槽の壁や底に接触し、目に傷がついてしまうこともしばしば。
出目金の目に傷が付き、そこから細菌が入り病気に罹患する場合も少なくありません。
まとめ
デリケートな出目金は、出目金のみの水槽を用意し、自由に泳げるだけのスペースを確保してやりましょう。
もっともおすすめなのは、出目金のみの単独水槽になります。
上手に育ててあげれば、最大18センチ近くまで成長する出目金。
大切に育ててあげましょう。