ある日突然金魚の目の周りが赤くなり血が溜まってしまう場合は、何かの病気のサインです。

なぜ金魚の目に血が溜まっているのでしょうか?

その対策はあるのでしょうか?

金魚の目の血の原因と対策

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金魚の目が充血や出血している場合考えられる要因は3つ挙げられます。

では、それらの病気の原因と対策はあるのでしょうか?

細菌に感染している場合

赤く充血していたり、目の縁が赤くなっている場合はエロモナス菌による感染症を引き起こしています

エロモナス感染症になっている場合、目だけではなく、体に出血斑が出たり、体に穴が空いたり腹部が膨れたりしています。

エロモナス菌は水槽内に常駐している菌で金魚の体力が消耗していたりストレスが原因で感染症にかかります。

また水質悪化も大きく関わっています。

対策は水槽の水を入れ替えて、バケツなどで隔離して薬浴をすることです。

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酸素が低下している場合

目の中に血が溜まっているような状態は酸素が低い状態の可能性が高いです。

酸素がない場合、エラ細胞が役割を果たせなくなり呼吸ができなくなって最悪の事態に至ります。

アノキシアと呼ばれる低酸素症です。

要因としてはpHの急激な低下、エアレーションが不足、急激な温度上昇などから酸素が低い状態を作り出してしまいます。

タイムリミットは24時間〜36時間で危険な状態になります。

対策はまずは水質チェックです。

金魚の適正環境pH7.0〜7.5、水温15〜28度に設定し水質を正常化すれば回復の可能性はあります。

季節の変化などでも水槽内環境が変わったりする事がありますので、定期的にチェックするようにしましょう。

何かにぶつけた場合

水槽内に船などのアクセサリーを挿入している場合、金魚がそこに目をぶつけた場合があります。

その場合は心配する必要はありませんので自然に治るのを待ちましょう。

ただし、表面に傷などがある場合、傷に繁殖する白カビが付着して白カビ症などの二次被害になることも考えられますので注意してください。

まとめ

感染症になっているかどうかは、目以外の他の箇所をチェックすれば分かりやすいです。

何か異変を感じたらすぐに対策をしましょう。

何が原因か分からない場合は、まずは水質チェックをしエアレーションを強化してみて下さい。

水質に問題がない場合は、感染症を疑い薬浴をするようにしましょう。

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