お祭りで金魚を釣ってきてペットとして飼った経験のある方は多いのではないでしょうか。
しかし、金魚を育てていると水槽が濁ってきて掃除するのが面倒臭かったりしませんか。
濾過装置を設置していても茶色く濁っているという経験がある方もいる事でしょう。
そこで見栄えも綺麗で金魚にもストレスを与えない水草が金魚の排泄物を吸収し濁りを抑制してくれるのに有効的です。
では、その水草は一体どんな種類があるのでしょうか?
金魚の水草
金魚の水草には水槽の大きさや水温によっては枯れるものがあったり、肥料や二酸化炭素を必要とする種類も存在します。
金魚に食べられやすい水草などもあります。
水草を挿入する目的によってその用途は様々です。
それぞれの用途によって、どの水草の種類が適しているのかを見ていきましょう。
手入れが簡単な水草
金魚のお世話に集中したい方や初心者の方にオススメなのが、水草に二酸化炭素や肥料をあげなくても良い水草が良いです。
水槽の濁りを軽減するために入れていた水草が腐ってしまうと、逆に匂いや水質が悪くなり手間がかかってしまいます。
どんな水質でも順応できるマツモやアナカリスが適しています。
見た目の華やかさ重視
金魚は水草を食べます。
水草の中には食べられやすい種類と食べられにくい種類がありますので、見た目の美しさをキープしたい人には食べられにくい水草が良いです。
金魚に食べられてせっかく入れた水草が跡形も無くなったということがないようにしたいものです。
金魚は柔らかい葉っぱを好んで食べますので、硬めの葉っぱの種類を選ぶと良いでしょう。
アヌビアスやアマゾンソードが適しています。
丈夫な水草
水温にあまり気を使わず手入れの手間を重視しなくてもいいように丈夫な水草を選びたい人は、アマゾンソードという種類が適しています。
ですが、丈夫な分水草からはみ出てしまうほど大きくなってしまう事があります。
購入時は水槽内に収まる程度だったとしてもだんだん大きくなりはみ出てしまうので小さめの水槽には向いていません。
一番手間がかからない水草
インテリアの一部として水槽を華やかに見せたいけれど、手間が掛からないようにしたい人には人工水草が最適です。
様々な色の水草があり水草が成長して大きくなる心配はありません。
但し、デメリットとして、金魚のヒレが引っかかって避けてしまったり、傷をつけてしまう可能性があります。
まとめ
旅行で数週間家を留守にすると金魚に餌をあげられません。
そんな時にも水草は大活躍します。
そういう時には柔らかい葉っぱを入れて、餌代わりになるような食べられやすい水草を入れておくと安心です。
水草の特徴を知っておけばそれぞれの用途によって使い分けができ、より長く金魚のお世話を楽しむことができるでしょう。