金魚にとって水草はリラックス出来る隠れ家になります。
テトラポットのようなモノを設置するよりも水草の陰の方が落ち着きます。
金魚用として簡単に手に入れることができる水草の一つにアナカリスがあります。
ペットショップなどでは簡単に手に入るアナカリスですが、金魚との相性はいいのでしょうか?
金魚と水草アナカリスの相性
可愛らしい白い花を咲かせるアナカリスは、水質の浄化に大変適しています。
別名オオカナダモと呼ばれています。
丈夫な葉っぱでどんどん増えていきます。
果たしてアナカリスを入れた水槽は金魚がのびのび過ごせる環境なのでしょうか?
金魚とアナカリスの適温温度
金魚の適温温度としては一応0度から35度までは耐えられますが水温15〜28度が適切です。
アナカリスは水温13〜30度の環境下でもすくすく育ちます。
金魚とアナカリスの適温はほぼ同じなので環境作りは手間はいらないでしょう。
金魚とアナカリスの硬度
金魚が過ごせる水質は硬度は中硬水で中性〜弱アルカリ性です。
ちなみに日本の水道水は軟水で中性なので金魚は水道水で生活できます。
アナカリスは軟水・硬水問わず対応でき、弱酸性〜弱アルカリ性で育ちます。
どちらも中性の水質で問題なく育てることができます。
金魚の餌としてのアナカリス
アナカリスの葉っぱは少し固めです。
食欲旺盛な金魚はアナカリスの葉っぱをばくばく食べます。
しかし、エサとして入れておくのも良いですが、金魚によっては食べないこともあります。
それはアナカリスの葉っぱにも美味しい葉っぱと美味しくない葉っぱがあるみたいです。
自然に生い茂りグリーンやライトグリーンの鮮やかな色の葉っぱだと根っこしか残らないほど食べてしまいます。
アナカリスを入れるデメリット
メリットばかりではありません。
デメリットとして、アナカリスは成長が早くてどんどん増えてしまうところです。
水槽の中でいっぱいになり金魚の姿が見えにくくなるほど増えます。
初心者にとっては放置しておくだけで成長するので扱いやすいのですが定期的にハサミで葉っぱの先を切ったりするお手入れの手間があります。
まとめ
アナカリスは安価で購入できます。
放置すると増えすぎるくらいなので、金魚が食べてしまって毎回購入するのが面倒という方は、別の水槽でアナカリスを数株入れて食用として育てておくと節約になります。
手間も少なく金魚の水質を保つのにも適しており、金魚とアナカリスだけでなく人間との相性も良好です。