出目金は、目が大きくて可愛らしいですよね。
出目金はうまく飼育すればうんと長生きしてくれる金魚ですが、出目金がかかりやすい病気についても知っておくと慌てずに済みますよ。
そこで、出目金のかかりやすい病気の種類について紹介します。
出目金がかかりやすい病気の種類とは?
出目金のかかりやすい病気と共に、注意してあげたいのが出目金の大きな眼球です。
傷つきやすくデリケートな目なので気を付けてあげましょう。
さて、出目金が病気になっていないかは、毎日観察することである程度体調を崩していることがわかります。
それぞれの病気の種類によって様々な症状があるので、何かおかしいと思ったら毎日観察するようにしましょう。
出目金のかかりやすい病気は、大まかに3つの病気の種類があります。
水カビ病
水カビ病の原因は、水質が悪くなって水カビ菌が繁殖して発症するものです。
症状は、出目金の体に白い綿が付いているように見えるのが特徴です。
この白い綿は水カビで、原因は、水質の悪化にあります。
対策としては、水換えを行うなどしてきれいな水質を保つことで改善ができます。
白点病
白点病は、出目金の体に白点虫が寄生することが原因になり、多くの金魚が感染する傾向にある病気です。
症状は、体に白い斑点ができるのが特徴で、悪化すると白い斑点が全身に見られ命を奪われる場合もあるので要注意です。
白点病は、出目金が弱まっている状態だと、水温が低下しただけでも発症します。
白点病を発症したら水温を20℃~30℃ほど維持するようにして、同時に薬浴治療を行います。
尾ぐされ病
別名カラムナリス感染症ともいわれる尾ぐされ病は、出目金のヒレや尾などの体の一部がボロボロになる症状を見せる病気です。
尾ぐされ病の原因は、細菌よるものですが、伝染するので発症が確認できたら、混泳させている他の金魚や出目金と隔離します。
治療は、薬浴治療となるので隔離してから治療します。
まとめ
出目金が病気になると、元気が無かったり動きに何らかの変化が表れます。
早めに見つけることが大切になります。
では、出目金がかかりやすい病気のまとめとしてポイントをおさえておきましょう。
- 水カビ病:体全体に白い綿が見える→きれいな水質を保つようにする
- 白点病:白い斑点ができて感染傾向にある→水温20℃~30℃で維持して薬浴治療
- 尾ぐされ病:ヒレや尾の一部がボロボロになる→伝染を予防するために隔離して薬浴治療
出目金の様子を観察することは病気の早期発見にも繋がるので、毎日の観察を日課にしましょう。