尾ひれ、背びれをゆらゆらと揺らしながら美しく泳ぐ金魚は見ていて癒されますね。
かわいいうえに、他の観賞魚より比較的飼いやすいです。
一度は飼われたことがあるという方も多いと思います。
そんな金魚ですが、元気がなくなったのではないかと思われる様子の時がありませんか?
動きが鈍い感じがしたり、水槽の下の方でじっとしていたり。
病気になってしまったのではないかと心配になりますよね。
毎日元気でいてほしいものです。
一体金魚に何が起こったのでしょうか。
その原因と回復方法について、考えてみましょう。
原因
金魚が生きていく上で一番重要なのはもちろん水です。
水槽の水質汚濁、酸素不足、水温が適切かどうかが金魚の健康状態を左右するものと考えられます。
水槽内環境が悪化すれば金魚は弱ってしまいます。
金魚の食べ残しのエサや排泄物、取り除いていますか?
酸素は十分行き届いていますか?
水槽をどこに置いていますか?
それらをチェックしてみましょう。
回復方法
水槽の水の清潔を保つには、エサの残りや排泄物を取り除きましょう。
アンモニアが発生するので有害となります。
できるかぎり早めにしましょう。
酸素不足については、金魚が頻繁に水面あたりで泳いでいたり、口をぱくぱくさせている姿をよく見かける時がそうです。
エアーポンプ、ブクブクを使われていても酸素不足が起こるようです。
時々水槽を揺らしてあげるとよいです。
そうすることによって水槽の水が空気に触れて酸素を補ってくれます。
また、水草を入れるのもよいです。
水温は20度ぐらいが適温です。
水槽をどこに置いているかで水温が変わります。
金魚は高温に弱いです。
日の当たる場所に置きますと、水温が一気に上昇します。
直射日光に当てないよう気を付けましょう。
静かな、涼しい場所に置いてください。
まとめ
金魚は、お祭りの屋台でお馴染みのため、飼いやすいという先入観から丈夫なのだろうと思ってしまっています。
ですが、飼ってみると、私達人間が思っている以上にデリケートな生物であることがわかります。
生活環境である水槽を清潔に保ち、快適に泳げるようにしてあげましょう。
そのためにも、普段から金魚の様子を観察しておくとよいですね。