皆さんは「青水」って知っていますか?
そう、水槽などの表面についてくる緑色のものです。
これは植物プランクトンが水の中に増殖している状態なのです。
その「水が緑色になった水」青水が、らんちゅうにとって最適な飼育環境だといわれているのです。
ですが、その作り方は植物プランクトンの増殖に左右されるので季節によってその濃さは違ってくるでしょう。
らんちゅうにとって、最適と言われる状態の青水はいったいどんな状態のことなのでしょうか。
それを踏まえながら、作り方をまとめてみましょう!
らんちゅうの飼育に適した青水の作り方とは?
まずは青水をてっとり早く作る方法を紹介します。
- 透明な水槽を用意します。
- 水の深さは40cmぐらいで、青水の濃さを計るために白い物を沈めておきます。
- 日当たりの良い場所に約1ヶ月もおいておけば、植物プランクトンが増殖し青水が出来てきます。
- 白い物がぼんやり見えるくらいがいいでしょう。見えなくなったら水を足します。
※雨水はphが変化してしまうので、入れないようにしましょう。
※水草は入れなくても大丈夫です。
※魚類は汚すことが目的なので、まだ入れないようにしましょう。
※途中のかき混ぜはしなくてもよさそうです。
水の温度によって色がかわることがあります。
水の温度が高い場合は・・・
- 藍藻類 紅色
- 緑藻類 緑色
水の温度が低い場合・・・
- 珪藻類 茶色
(この維持は難しそうです。)
このように色が変化してくることがあります。
水槽にゴミや虫が入らないようにして、太陽に当て続けることで約1ヶ月ほどで作れます。
まとめ
さて、青水の作り方はいかがでしょうか。
結構簡単に出来るものなんですね!
青水の効果ですが、色揚げの効果や骨格形成、体調維持などいろんな効果もあるようです。
その他にも水温保持、摂食抑制にもなるようですよ?
夏場の維持は青水の濃さが濃くなってきたら水の入れ替えをしましょう。
冬場の時には割り水をします。
沈殿して色が透明になった場合は水質に異常がありますので、冬眠中だとしても水を替えてあげましょう。
青水があると、らんちゅうもとっても大喜びです。
らんちゅうのために、ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。