らんちゅうが屋外で飼われているのを見たことがありますか?

実はらんちゅうは、屋内での水槽飼育だけではなく、屋外で飼育することもできるのです。

特に夏なんて、らんちゅうが外で泳いでいる姿が見られたなら、涼しげで風流ですよね。

今回は、らんちゅうの屋外飼育の仕方について紹介します。

らんちゅうって屋外で飼育できるの?やり方は?

らんちゅう 飼育 屋外

まず、必要なものを揃えます。

なんといっても、当然必要になってくるのがらんちゅうを飼育するための容器です。

極論を言えば、水が流れ出さずに入れておける容器なら何でも良いのですが、耐久性や手間、見栄えなどを考えればおのずと絞られてきます。

睡蓮鉢や金魚用のタライ、プランター(底の穴は塞ぎましょう)などいろいろありますが、一番シンプルでおすすめなのはプラ舟(またはトロ舟)と呼ばれるものです。

よく縁日の金魚すくいで使われているあれです。

プラ舟は形もシンプルで省スペースで置きやすいですし、水深も程良く、水面も広くできるのでおすすめです。

次に、実のところこれは環境を見て任意になってくるのですが、エアーとろ過機です。

あった方が飼育が楽になる、といったところでしょうか。

そしてこれも任意で、水草です。

水草を浮かべるメリットは、らんちゅうにとって程良い日陰になるという点。

そしてこれはデメリットと呼んでよいのか微妙なところですが、らんちゅうは雑食なので、水草を食べて枯らしてしまう可能性があるという点です。

どちらにするかは自由なので、様子を見て浮かべてあげましょう。

必要な物を揃えたら、慎重に水合わせをしてらんちゅうを入れます。

ここは屋内水槽と同じです。

さて、ここからは屋外でらんちゅうを飼育する際の注意点を二つ解説します。

一つ目は、急激な温度変化について。

夏は特に、日光が当たり続けると水温が上がり続けてしまいます。

なので、設置する場所には配慮が必要です。

可能ならば、日が当たるのは午前中だけ、など日が当たり過ぎない場所に置けると良いです。

それが出来ない場合は、すだれなどで日陰を作るなどの対処をしましょう。

また、こういう時に水草があるとらんちゅうが水草の日陰に避難できるので便利です。

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二つ目は、外敵対策です。

カラスや猫など、動物がらんちゅうを狙ってくるかもしれません。

その時のために、ネットや金網をかけておくなどして対策をしておきましょう。

らんちゅうに自衛の術はありませんから、こちら側で守ってあげる必要があります。

まとめ

らんちゅうを外で飼育してみたいと考えるあなた、少しは参考になりましたか?

いくつか注意点はありますが、らんちゅうを屋外で飼育するのは不可能ではありません。

ぜひチャレンジしてみてください。

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