稚魚をゆっくり成長させて、成長過程を見ながらのんびり飼っていくのはゆとりがあって楽しいですよね。

ですが、やっぱりそんなに長く待てない!早く大きくなったところが見たい!という方も多いのではないでしょうか。

誰だって、そんな逸る思いはある筈です。

らんちゅうの稚魚がどう成長するかはご存じですか?

ちなみに、今すぐ大きくする、なんてことは流石にできませんが、育て方に配慮すればらんちゅうを比較的早く成長させることができます。

今回は、らんちゅうの稚魚の成長過程と稚魚を早く成長させる方法について紹介します。

らんちゅうの稚魚の成長過程は?

らんちゅう 稚魚 成長過程

まず、稚魚がある程度成長した段階を「くろこ」と呼びます。

せいちょうしたらんちゅうは赤や白で鮮やかな個体になりますが、くろこの段階では、まだ体に赤や白はなく黒色一色です。

くろこが成長していくと、徐々に体の色が変わっていきます。

段々と黒色が抜け、赤色や白色が顔を見せ始めるのです。

この段階で、将来その個体がどのような色合いになるのかがわかったりもします。

さて、どうすれば早く成長してくれるのかという点ですが、大事なポイントは餌をたくさん食べてもらうことです。

ですが、単に水槽に餌を大量に放り込めば良いという訳ではありません。

あまりたくさん水槽に入れ過ぎても、らんちゅうは食べきれませんし、余った餌が底に沈んで水質の悪化を招くだけです。

らんちゅうに無理なくたくさんたべてもらうことが大切なのです。

そのためには、らんちゅうにおなかをすかせてもらうことが必要になります。

どうやったらおなかをすかせてもらえるかといえば、やはり運動です。

人間と同じく、たくさん運動すればらんちゅうもおなかがすきます。

たくさん運動してもらうためには、広い水槽が必要です。

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水深はあまり必要ありません、20~40cmで十分でしょう。

あまり深いと、餌を食べるのが大変になってしまうようです。

それよりも重要なのは、水面の広さです。

広ければたくさん泳ぐことにつながるので、たくさん運動してもらえます。

そうすればおなかがすいて、餌の食べが良くなるはずです。

餌の食べが良くなれば早く大きくなる。

こういうサイクルを作れると良いですね。

ただし、らんちゅうの体調を見ながらにしてください。

体調が悪そうにしていたら、餌の量を控え目にするなど様子を見るのも忘れずに。

まとめ

らんちゅうの成長過程と早く大きくする飼育方法について、参考になりましたでしょうか。

もちろんらんちゅうに無理をさせてはいけませんが、早く大きくなってもらって、その姿を見たいものですね。

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