らんちゅうを飼っている方ならお分かりかもしれませんが、らんちゅうの飼育って結構難しいんですよね。
でも、その丸っこくて泳ぎもおぼつかないような動き、愛らしいシルエットに魅了されて育てている方も多くいるかと思います。
そうそう、その飼育の中に「トリートメント」ということがあることを知っていましたか?
新しくらんちゅうをお迎えするには必ず必要なことなのです。
今回は、らんちゅうのトリートメントについてまとめてみました。
らんちゅうのトリートメントの方法とは?
「トリートメント」とは、水温、水質、ストレスを軽減させ、菌の繁殖を抑える、というこの一連の流れのこと。
大切な命を預かるんですからこのトリートメントは大切なんですよ。
方法
◎1週間以上バケツや水槽の中で0,5パーセントの食塩水とらんちゅうをいれ様子を見ます。
◎次に水合わせをします。
この水合わせは自分で体温を調節出来ない魚のために水質の違う水にいれたときに病気にならないよう行うものです。
この水は水道水でカルキ抜きをしておきましょう。
今までらんちゅうが入っていた水と新しく用意した水の温度が同じになるようにしましょう。
同じ温度になったら、いよいよらんちゅうを入れていきます。
◎最初の2日間は餌は与えずに、余計な細菌、保有菌を出し切るようにします。
これで病気になりにくい菌は排除できます。
◎3日目で餌を与え、糞からも細菌を出すようにします。
餌と糞の色が同じ色になったらまずは一通り安心していいでしょう。
らんちゅうを本水槽に入れることが出来ます。
・・・が!ここで注意してほしいことは、トリートメントとして使っていた水がなるべく本水槽に入らないようにしましょう。
まとめ
トリートメントは大変な作業ではありますが、このトリートメントをするかしないかで病気になることを防ぐことが出来ますし、新しく仲間に入れようと思っているらんちゅうも、他の元気ならんちゅうを弱らせることもなく安心して水槽に入れることが出来ますよ。
この作業を忘れずに、らんちゅうをお迎えしてあげたいですよね。